放課後等デイサービス施設の見学に行ってきた

来年から我が子が小学1年生になる。

自閉症の我が子には放課後等デイサービスを利用してもらう予定だ。

と言うことで今日は施設Aに見学に行った。

印象としてはとても良かった。

備忘録として、感想を報告しておこうと思う。

良いと思ったところ

まずは良いと思ったところを紹介していく。

いろんな体験をさせてくれる

まずは子供に色んな体験をさせてくれるところ。

施設自体は狭いものだが、代わりにみんなで公園に遊びに行ったり、買い物をしに行ったり、各種の体験イベントを開催しているそうだ。

スタッフは常時5名。内2名が保育士。他3名は教員

次に、スタッフの方々が安心できるところ。

常時5名のスタッフが対応しているようで、そのうち2名は保育士、後の3名は教員だそうだ。

また、暴力性のある教員を排除したり、障害のある子に理解のある人しか雇っていないと言うところもいいなと思った。

そして、独自の研修システムを持っているらしく、新入社員はある程度の教育を受けてからでないと現場に立てないようだ。

ここまでの人員に関する意識の高さは非常に感心した。

同法人の施設は全て利用できる

その次に、3つある施設のどれでも利用ができる点だ。

いつも同じところに行くのでは当然飽きてしまう。

施設Aでは、3つある施設がそれぞれコンセプトを持った設計になっているそうだ。

本店はボルダリングやブランコが置いてあり、フィジカルに発達を促す事ができるような設計になっている。

2号店は大きな小屋を設けている。

目的は読書や勉強に集中できる環境作りのためだ。

半密閉空間を提供することで、静かに過ごしたい子供に配慮しているのだそうだ。

3号店は「森」をテーマにしているらしく、床には芝生が敷いてある。

まるで自然の中にいるような感覚になり、リラックスできるようだ。

このように施設の設計にこだわりのあるところが非常に良いと思った。

営業時間が長い

その次に、営業時間の長さだ。

施設Aは平日14時〜18時まで。

土・祝日・長期休暇は10時〜17時までだ。

多くの放課後等デイサービスでは平日は17時から帰りの送迎が始まる。

それが施設A1時間遅いのだ。

仕事を1時間早く終わらせないといけないと言うのは、働く保護者にとっては大きな問題ではないだろうか。

子供のことを褒めてくれた

その次に、我が子の事を沢山褒めてくれたのが嬉しかった。

特に「言葉を話すことはできないが、理解することはできる」と言う特徴に対して、「本当は頭の中には言葉がすでにあって、何かがきっかけで本人も話し始める可能性は十分ある」と背中を押してくれた。

何人もの発達障害の子供を見てきた人の言葉だ。

説得力を感じた。

他にも、「ぜひ預けている時にも見学に来て欲しい。子供にバレないように、裏口から入って」とか、「他の施設も見学すると思うけど、後悔しないように沢山質問した方がいい」とか、こちらの立場に立った言葉ももらえた。

施設の方から「お断り」するケースも

その次に、施設Aで唯一「お断り」になるケースがあるようだ。

それは、「暴力生のある子供」の場合だ。

今デイサービス業界でも、虐待に関してかなり規制が強化されているらしい。

その影響があり、暴力生のある子供を「職員が押さえつける」事も難しいとのこと。

どうしても必要な場合は保護者の了解をとった上で行うようだが、そのリスクの芽ははじめから摘んでおきたいのだそうだ。

そのようにルールづける事が、利用者の心理的安心にもつながるそうだ。

小学生の子までしか預かっていない

また、施設Aでは小学生の子供までしか預かっていない。

その理由は、年齢が離れすぎると低学年の子供に恐怖心が芽生えてしまうからとのこと。

7歳〜18歳まで離れていれば、当然体の大きさも違う。

体の大きな子が横暴な態度を取るような子だと、施設の全てを支配してしまうような状態になるようだ。

そのような状況になってしまう事を防ぐために、あえて年齢制限を設けているとのこと。

他のデイサービスは18歳まで混同で受け持っているケースが多い。

その違いは、「いずれ環境が変化する」ことも同時に招く。

つまり中学生になったら次のデイサービスを見つけないといけないのだ。

家庭によってはこれがデメリットになる場合もあるだろう。

私としてはあまり気にしない。

環境の変化があるのは当たり前だし、家以外で同じ場所に11年間も通う事の方が珍しい。

変化を避けるより、その時の年齢に合った環境を用意してあげることのほうが重要なのではないかと思う。

 聞いて驚いたこと

続いて、面談の中で聞いて驚いたことを紹介する。

施設の見学や契約の時期が早まっている

施設の管理人さんによると、今年は特に保護者の見学時期が早まっているようだ。

その原因として、市役所の受付時期が早まったことが挙げられる。

例年では1月から受付開始をしていたが、今年から前年の11月から受け付けるようになったそうだ。

「これは早い者勝ちだ」と考えた保護者たちが我先にと施設に殺到したのだろう。

残念ながら施設Aもすでに定員に達したらしく、キャンセル待ちの申し込みとなってしまった。

あなたがもし放課後等デイサービスの利用を検討しているならば、夏頃から行動した方が良さそうだ。

場合によっては月に27日預けることもできる

私はてっきり月に20日程度しか預けられないと思っていた。

しかしそれは受給者証によって違うそうだ。

市役所に世帯の情報を提供すると、その情報に応じて受給の日にちが決まる。

大抵の場合は23日になるらしいが、場合によっては27日になることもあるらしい。

そうすると月のほとんどの日にちで施設の利用ができるので、仕事を持っている保護者にとってはありがたい状況になる。

おやつ代が無料!

施設Aの副食費事情は以下のようだった。

  • おやつ代は無料
  • 土曜日はご飯だけ
  • 長期休暇にはお弁当を持たせる必要あり

しかもこのうち、おやつと土曜日のご飯に関しては、「職員が手作り」されるとのことだ。

なんでも、「市販のおやつは食べて欲しくないから」とのこと。

この考え方には私も賛成だ。

現に、私も子供も地域の農家直売店で買ったみかんや柿を食べるようにしている。

市販のおやつに毒されていたらわからないが、自然の果物の方が余程安くて美味しい。

そして健康にも良い。

送迎は2段階に分けて行う

施設Aでは、中継点まで特別支援学校に子供を送ってもらい、中継点から子供を施設まで送迎するらしい。

目的は二つ。

  • 子供の精神衛生上のため
  • 送迎時の安全のため

支援学校の送迎は壮絶だ。

時に百台程の車が乗り付け、次々に子供を受け取っていく。

場合によっては泣いている状態の子供も引きずるようにしてバスに乗り込ませるらしい(拉致と思われても仕方がない)。

また、百台程の車がひしめいていると言うことは当然危ない。

支援学校の送迎バスに中継点までの管理責任を委任することによって、子供の精神面と安全面のリスクを避けているのだ。

ソーシャルトレーニング科目がある

ソーシャルトレーニングとは、「社会的耐久性」を養う科目だ。

年齢が高くなればなるほど社会との関わりが増える。

それは発達障害児も定型発達児も同じだ。

社会に出ると傷つくような言葉を受けたり、体験をしたりするだろう。

そういった場面を「どうやって避けるか」「どうやって解決するか」を学ぶ科目がソーシャルトレーニング科目だ。

カリキュラムとして用意されているのは頼れると感じた。

別日に見学に行った施設では、「いろんな年齢、いろんな発達段階の子供が入り混じれて、そこで揉まれることによって人間性が育つ」といっていた。

一理はあるが、穿った見方をすると「子供にソーシャルスキル学習を自己責任化している」とも言える。

まとめ

今回は放課後等デイサービスを見学した所感を綴ってみた。

今回で3つ目の施設訪問だったが、実感したのは、「施設によって特色が異なる」という点だ。

これに関してはインターネットで調べるだけでは生の情報は手に入らない。

やはり実際に見学を申し込んで、子供と一緒に見学してみるのが良い。

我が家も今日の見学で他の施設との比較ができたので、非常に参考になった。

何より他の保護者は夏頃から行動しているという情報も手に入ったし。

やはり自分で行動して情報を得るのが大切だ。

この記事があなたの参考になれば嬉しい。

最後まで読んでくれてありがとう。

ではまた。

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